「あんた、この世の住人じゃないのかー」
「言ってなかったっけ?」
「うん、初耳」
「そっか…俺は裏側の世界にいて、たまにここで魂を送ってる」
琵琶の音が鳴り響く。
「はぁー……初めて負けた相手があの世の奴っていうのも納得いかないなぁ」
「そういうもの?」
「そーゆーもの!…あ!」
声に驚いたのか琵琶の音がぴたりとやむ。
「何?」
「あんた、いつもはあっちにいるんだよね?次こっちに来るのいつ?」
「たぶん……7日後…その頃には魂がたくさん彷徨い始めるから」
再び琵琶が鳴り始めた。
「本当に7日後に来る?ってか来なさいよ!そしたらあたいとまた勝負しよう?」
「……いいよ」
「じゃあ約束、絶対7日後に来てね!あたいもそれまでに鍛えるからさ!」
「いいけど…今度はキックするとき…もっと考えて」
「え?」
「パレオ…」
「…………あ、あんた……もしかして……!」
「しr「喋るな声に出すなってか見るなぁーっ!!!!」
と、いう遥か昔のお話。
このあと、7日おきに2人は勝負するようになります。
だけど、カンランが人々に崇められて火山を守るようになってから勝負することができなくなって、それからフルートは常に裏側の世界にいるようになってしまった…という個人的設定。
どこぞの幽霊とリスと同じですねw
それがおそらく2000年前で、そこから遥かなる記憶に繋がっていくといいかなって思ってます。
てか早く続き書け自分。
余談ですが、カンランは面倒見がいいので金剛石メンバーと仲がいいです。
パチ子からセンの話をちらっと聞いた時に、懐かしいなぁって思うんだろうな。きっと。
今は伝説組で仲良くやってます。
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